すじこと健康の美味しい関係
「すじこは好きなんだけど、塩分が気になって…。」
「美味しいすじこを食べたいのに、塩を控えないといけない。」
というお悩みの声をたくさんいただきました。
そんなお客様のために、ハマダのすじこは塩分濃度5%を目安に甘塩加減のものを揃えております。
すじこと栄養
さて、巷では高コレステロールのぜいたく品として知られるすじこですが、実はDHAやEPAが豊富に含まれています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など、生活習慣病(成人病)、痴呆の予防効果があると言われています。
また、すじこを赤く染めているアスタキサンチンという色素は、癌(がん)の進行を抑制する効果があると言われています。
アスタキサンチンの抗酸化力は、ビタミンEのなんと500倍ともいわれています。
万病の素になる活性酸素を排除し、免疫力を向上させ、身体の本能的な治癒力を高める有能な物質です。
ですので現在すじこは、
老化予防に効果が期待できる食品として、人気が高まっています。
他の魚卵は多量のEPAとDHAを含んでいないため控えるのは、百歩譲って理解できますが、アスタキサンチンまで多分に含むすじこを摂取しないのは、本当にもったいないことなのです。
そして『若返りのビタミン』として強力な抗酸化作用がある ビタミンE、造血作用があり骨や歯の発育に欠かせない 鉄分、その他 ビタミンB1、B2、B12などのビタミン・ミネラル類も多く含まれています。
また、特色的なのはシスチンというアミノ酸の豊富な含有量です。
シスチンは、肌や髪の毛につやと潤いを与えます。
最近では、すじこの膜からプラセンタが作られているのです!
イクラの加工場では、年間に数百トンものすじこの膜が産業廃棄され、この廃棄物からペプチドを抽出し、もともと豚の胎盤であったプラセンタの代替品を作っています。
ペプチドは肌に弾力を与えたり、肝臓機能を調整する効果がある成分です。
このように、筋子は他の魚介類にひけをとらない栄養価の高い食材で、様々な健康効果や美容効果がありますが、食べすぎには注意しましょう。